大原らしい宿
2018.04.19
当宿は今年で創業48周年になります。
その間、新館、別館、大浴場、露天風呂、露天五右衛門風呂、CO2対策の為にガスのボイラーに変更、など設備も色々と改築してきました。
当宿では昔ながらの建物を全部を壊して現代の建物で建て直す事はしない事にしています。
新しく建てれば冷暖房もより一層よく効くし虫も今よりは出なくなるかもしれません。
ご自宅に居るように快適にお過ごしいただけるかもしれません。
しかし当宿では昔ながらの建物で、夏は田舎の自然の涼しい風を感じていただき、
冬は寒いですが昔ながらのこたつに入ってほっこりしていただきたい、
田舎のおばあちゃんおじいちゃんの家に来たような懐かしさを感じていただけるように、
古いものをなるべく残しながら冷暖房や快適な設備を改善しながら運営してきています。
それが当宿の考える「大原らしい宿」だと考えています。
ただ単に古いものを提供するのではなくて、
料理などでは当宿発祥の名物「味噌鍋」やそのバリエーションの鍋を大事に守るのと、
新たに山椒を使った「塩生山椒しゃぶしゃぶ」や「花山椒鍋」、
手に入りにくい京都のブランド牛「京都肉」と当宿自慢の味噌を使った味噌だれで食べる「すき焼き」、
など他では食べられない料理を提供していきたいと考えています。
これからも古くて懐かしい宿としてお客様に喜んでいただけるように頑張ってまいります。